土曜日の午前と、同窓会サイトのリニューアル

 

・去年からはじめました、同窓会というレーベルのサイトがリニューアルされました。→www.dousoukai.me

いかがでしょう?サイト制作はAboutに書いてあるスタッフと共同でやっていきました。

リリースページの各音源の紹介ページ、トップページの真ん中レイアウト、

などなど冒険的なデザインを試行錯誤していくうちに、膨大な時間がかかってしまいました・・・苦笑

そこで気づいたのは、自分は本当に神経質というか、整然としたものに執着するんだなぁということ。

素人ながらも、ちょっとした余白なんかもぜんぶ埋めていきましたからね・・・

まぁ、そういうのはあんまり言うことじゃないかもしれないですが。

 

・非常に疲れておるる。ツイートしたけど、ポテチ食いながらニコ生みて、ゲームして、愛子さまの画像見たりしたい。

今の気分:マトリックスが観たい

カブチネいく気力わいてくるかどうか・・・w

 

・曲作りたいです。曲作りを先週の休みから完全にストップしていたので、欲が高まっております。

DAWをさわっている時のあの感じはかけがえのないものがありますね・・・

Cubase6.5なんかも新たにさわってみたいです。

というのも、Ableton Live8って、32bitネイティブなので、作業的に限界があったりするんですよねー。

64bitのwin7との相性というか互換性も100%というわけではないようなんですよ。

あと、意外と大きいのが、見た目的に、cubaseってなんか打ち込みっぽくてよさそうだなーとか思ったり。

 

・職業作曲家の活動について

ニコ生で田中公平さんというアニソンメイカーの方が言っていたんですが、

今は楽曲提供(映画・アニメなど)の印税を得る機会もとても少なくなっているそうです。

ならば、ということでいろいろなものを無料にしていって、そのぶん機会を増やし、

結果的に自分の収入が増えたりもしているそうな・・

考えどころですねー。いろいろな可能性があることも確かだと思います。

現に僕も、去年の年末にYoutubeパートナーシップの誘いきて、半年の間で4000円ちょっとの広告収入きましたし。

ニコニコクリエイター奨励プログラムとかもあるのかも。

うぅーむ。時間が策を出してくれるのかな。いろいろ迷うところです。

 

・Steamについて

Steamで面白いゲームがあったら教えてくださいね。

さいきん、いろいろとゲームにふれる機会が増えてきました。

なんだか、あらためてゲームの楽しさや豊かさを感じております。。

特にダウンロードゲームは安くてカッコいいものがある印象。

最近は、マインクラフト、スパ4AE(PC版)はそれなりにやりましたね。

あとは喫茶SMiLEでプレイして面白かったので、LIMBOを購入して、プレイしています。

それとSteamでインディーゲームをぽちぽちしとります。なんか面白いのあるかね?

ついでに、音楽担当の募集してるゲームとかありますかね?

FOOD

土曜日の午前11時と、ライブ(後)告知

 

・そういえばこのブログ、ぜんぜん告知に使ってなかったー・・・反省。

これからはここにお知らせなどまとめていけたらいいな。

お知らせです。去年の9月からはじめた「同窓会」というレーベルのサイトをリニューアルいたしまーす。

6月1日(土)の22時を予定してます。

スタッフと毎晩毎晩話し合って、作ってるうちに白熱しちゃって、ガチノリになってしまいました・・・乞うご期待

 

・それと、ポップンミュージック20の楽曲コンテストにFo0dの楽曲を応募しました。

Amusementという、本来次のアルバムに収録したかった曲と、

終わるダンスというサンクラに上げていた曲の正規版です。

ひとまず、一次選考、通るといいなー。ぶっちゃけ通るかもしれんなー。(!?)

 

・Youtubeの動画からの収益報告(2012年1月~5月):¥4,032 ありがとうございます。

 

・それと気になってるのが、今年はどのフェスに行こうかなぁと。

ワールドハピネスかなー。

今年のワーハピは、きゃりーぱみゅぱみゅ、岡村ちゃん、ダカさん、オリジナルラブと俺得感がすごいです。

そういえばあのフェスは毎年そうだった。うまいなぁ。

経済的に余裕あったら、シカゴのピッチフォークフェス行きたいけれど、うぅむ。

 

・ってことで、事後になってしまいますが、告知(?)しておきます。

ご来場の方は、contact@kuragekawa.net、 または twitter : @tmusha

または当日券で来ていただくか、会場・イベントに予約、よろしくです!

 

2012 5/12 catalogue ZERO @恵比寿 batica  詳細:http://aa-p.jp/catalogue/

2012 1/21 DOUSOUKAI vol.2 @蒲田 Bar Time     詳細:http://tweetvite.com/event/dousoukaivol2

2011 11/5  DOUSOUKAI vol.1 @渋谷 喫茶SMiLE   詳細:http://tweetvite.com/event/muqg

 

eiichisama

大滝詠一さんに聞いた話(音楽の楽しみ方について)

みなさんは、音楽を聴くとき、どのように聴くでしょう?
実は、音楽の聴き方には、いくつかの種類があるそうなんですよ。

料理に例えると分かりやすいそうです。
たとえば、デザートと前菜は違う楽しみ方をします。
杏仁豆腐と、きくらげの冷菜では違いますよね。
たとえば、すた丼とフランス料理のコースは、全然違います。
同じ美味しいものでも、美味しさのベクトルが違いますね。

それと同じように、音楽にもベクトルがあるそうです。
「しみる」音楽から「フレッシュな」音楽、「ぼーっとする」音楽まで。
大滝さんは、しみる音楽をやっているような音楽をやっている感じがします。

「フレッシュな音楽」といえば、たとえばDaftpunkのようなものだとしましょう。
それと、「しみる音楽」である大滝さんの曲を比べることはできません。
どっちが優れているということではないのです。
それは、杏仁豆腐ときくらげの冷菜を食べ比べして優劣を決めているようなもの。

大滝さんは、色々な料理の味を分かった方が楽しい、と言いました。
また、その逆で、たとえば和食一筋の人にしか見えない景色もあるかもしれません。

ま、大滝さんに聞いたんじゃなくて、自分で思った話なんですけどね。

photo_2

コードの見つけ方・“ド”という音に対してつけられるコード(転載)

http://blog.livedoor.jp/transmiles/archives/50797689.html より転載

特に、「◆3:そのメロディーを何度の音として響かせるか
メロディーをコードトーン(R・3・5・6・b7・M7)にするのか
テンションにするのか(9・#11・13)を考えます。」が参考になりました。

———–以下転載————-
私ではないのですが友人が曲を作るにあたり困っていることがあります。
私はギターのことは全く分からないのですが彼の質問を代わりに私が質問いたします。
質問内容は、1つの音に対して何種類のコードがあるのか。
そのコードの見つけ方が知りたいようです。

うまく言えないのですが、例えば、“ド”という音に対してつけられるコードが
何種類かあるみたいでそれが知りたいようです。

理論をあまり知らないようなので
ネットやらでいろいろ調べては見ましたが、
よくわからないって感じです。。。。

ずーと調べていたけれど全く分からなくて本当に困っています。
なんでもいいので教えていただければ幸いです。
お忙しいとは思いますがよろしくお願いいたします。

chikoさんへ

こんちには。トランスマイルスの滝田です。
すごく楽しい質問なので答えるのがうれしいです。
作曲・アレンジについては、僕も独学なのですが、自分の中にある
知識をちょっとまとめてみますね。
chikoさんの友人が問題を感じる場面は
作曲していて、メロディーが先に出てきて
それにコードをつけたいという場面ですよね。
作曲していて、メロディーにコードをつける場合、
ぼくは3つくらいのことを考えています。

1:そのメロディーにどういう背景を描きたいか
2:コード進行の前後の流れや機能
3:そのメロディーを何度の音として響かせるか

 

◆1:メロディーで伝えたいこと

たとえば、同じ、ドレミというメロディーでも
自分が思い描いている情景が明るければメジャーのコード
悲しいのであればマイナーのコード
という風にコードのタイプを選択します。

あと、オシャレにしたいのか、力強くしたいのかというのも
コードタイプの選択に関わってくると思います。
(3和音か4和音かという選択)
メロディーの持っている雰囲気が明るくても暗くても
自分が伝えたいことを基準にコード進行を選びます。

(メロディーがメジャースケールでも、マイナーのコードをつけたり
メロディーがマイナースケールでも、メジャーのコードをつけたり
することができると思います。)

 

◆2:コード進行の流れ
コード進行の流れのことも考えます。
・構成の頭のメロディーにコードをつける場合
メロディーをつける部分がどのパートなのかにもよりますが
例えば、いま考えているメロディーが、その構成の頭の場合…
たとえば、Aメロの頭の場合、伝えたい情景などを考えて
けっこう自由に発想できます。
・構成の途中のメロディーにコードをつける場合

そのメロディーがAメロの3小節目とかの場合、つまり
前後にコードがある場合、やっぱり前後のコードとの関係を見て
コードをつけます。

調性やダイアトニックコードや機能というのを意識するかもしれないし
ロック的にパワーコードでわりかし自由
(モード的というか感覚的というか)
につけるのかもしれませんがとりあえず、流れを意識します。

・構成の最後あたりのメロディーにコードをつける場合
あとは、そのメロディーがAメロの最後あたりの場合
次の、たとえば、Bメロとのつながりを考えてコードをつけます。

Bメロにドミナント進行するのか、
転調するのか
自然にピボットコードなどを使って流れていくのか
突然転調させるようにコードをつけるのか

その辺でもコードの種類・進行が変わってくると思います。

 

◆3:そのメロディーを何度の音として響かせるか

個人的にはこの作業が大好きです。
例えばメジャー系のコードなら、
メロディーをコードトーン(R・3・5・6・b7・M7)にするのか
テンションにするのか(9・#11・13)を考えます。

(7thコードならb9#9b13にしてもアリかもしれませんね)
マイナー系のコードなら
メロディーをコードトーン(R・b3・5・b7・M7)
(M7はきわどいと思うけど)にするか
テンションにするか(9・11・13)を考えます。

 

◆まとめ
以上の1から3をいったりきたり考えながら
コードをつけます。この作業ってけっこう楽しいです。

セリフに対してその物語の背景を描くというイメージで
僕は作業してます。
最近思うのは、どんなメロディーであっても
背景の描き方一つで、輝いたりくすんだりしてしまうんだな
ということです。
できるだけメロディーを活かしてあげれるようなコードを
つけてあげれるといいですよね。
作曲の部分で大事なのはやっぱり、自分の持っている感覚だと思います。
音楽理論を知らなくてよい曲がかける人はかけると思います
(だれか助けてくれる人とか形にする方法を知っていれば)

そのつぎに、こういうのも技術なので
目の前にあるメロディーをどう料理するかというバリエーションを
増やすには、音楽理論をある程度知っておいたほうが
やっぱりいいなと思います。

 

あと、すごく大事だと思うのが、自分の好きなアーティストの
コードとメロディーの関係に注目することだと思います。
たとえば、僕が椎名林檎さんの曲を聴いてかっこいいと思ったとします。

そしたら、ただかっこいいなーで終わるのではなく、

「あ、そうか、このメロディーがオシャレに響くのは
M7thのコードに対して9thの音がメロディーだからかー」

とか、富田恵一さんの曲を聴いて

「なるほど、一つのコードを4つに分解しちゃうわけか!」

という風に分析しておくと、自分が作る側に回ったときも
自然とそういうことができるようになると思います。
音楽理論だけを学ぶと、それは無味簡素な面白みの無いもののように
感じれますが、それは自分の好きな音楽の暗号を解き明かすための
解読器みたいな役割をしてくれるんじゃないかなーと最近思います。

 

という感じです。
お互い、いいメロディーといいコードといいリズムが
取り出せるといいですね。
ps:メロディーの持っているリズムってけっこう重要だと思います。
ではでは

滝田より
——転載おわり——-

onnsa

相対音感と、絶対音感について考えたこと (相対的に物をとらえられる人間ってすごい。)

相対的に物を見る目

絶対的に物を見る目

二つに一つを選べと言われたら、どちらを選ぶだろう?

 

一般的に、良いとされている絶対音感には、実は最大の欠陥がある。

相対音感
・原曲とキーが変わっても同じように楽しむことができる。

絶対音感
・原曲とキーが変わると違和感を感じてしまう。
(楽しむことができないことがある。)

 

幼少期に音符を浴び、それが記憶に刷り込まれると、音階を覚えてしまう。

「ド」が鳴れば、「あ、ドだな。」と体が反応する。

ところが、「ド」の役割というのは、曲のキーによって12通り(白鍵盤と黒鍵を足した数)に変化する。

絶対音感が強いと、その変化に耐えることができなくなってしまう。

 

それを回避するために、相対音感がある。

相対音感が感じるのは、音符の「音階」ではなく音符の「音階の差」なのだ。

音階が分からなくても、音符の関係性だけで音楽を感じることができる。これによって、どんなキーでも音楽を楽しめる。

 

また、ノイズなど本来音階を付与されていない「飾り」は音階の外においておくこともできる。これは相対音感の特権だ。

 

きっと、相対的にものをとらえられるという人間の本質が、ここにもあるのだろう。

scale

アドリブ演奏の手引き画像

 

 

以前作ったものです。

普通と違うところは、「ドを越えたものは左のドから寄せられてくるようなイメージ」になっているところです。

こういう風に、かたまりで考えたいんです。

シンプルですが、内容の詰まったものになっていると思います。
1、灰色で塗られているのが、スケールに使われるメインの音階
2、黒い四角ぽっちが着いているところが、ペンタトニックスケール(セッションでよく使います)
3、赤枠で囲われているのがメジャースケールの時のルート音
4、青枠で囲われているのがマイナースケールの時のルート音
今後の展望

・ホールトーン、ナチュラルハーモニックマイナー、ディミニッシュスケールなどに対応する。

・アボイドノート的な要素を提示する。

・ダイアトニックコードに関してもこういうシステムを提示したい。

・ジャズの半音階や、ビバップ系のシステムを取り入れたい。

・Ableton Liveのmidiエフェクトを使って機械的に制御するシステムもアリですね。試作中